今回は、HGガンダムキャリバーを電飾していきます。
まずは電飾前の状態です。
脚、肩、胸、腰を電飾していきます。
キャリバーンは、劇中虹色に発光していたのが印象的でしたので、虹色に光るように電飾していきます。
今回の電飾のLEDにはWS2812を使います。
このLEDは通信で色を指定して光らせることができます。
色指定の信号をプログラムで制御すれば時間とともに虹色に光らせられるということです。
これまで単色のLEDしか使ったことがないので、初挑戦ですね。
ちなみに通信するためにラズベリーパイピコを購入しました。これでLEDと通信していきます。
脚(太もも)から改造していきます。まずはLEDを入れる箇所を削っていきます。
こんな感じで削ります。
この中にLEDを入れていきます。
LEDを虹色に光らせようと思うと、いっぱい入れたほうが色の変化が滑らかになるだろうとの考えから、LEDをつなげていきます。
こんな感じでつなげてみました。
今回使うLEDは、GND(マイナス)、VDD(プラス)、DI(信号入力)、DO(信号出力)の4つの電極があります。DIの端子に、指定した個数分のLEDの色指定の信号を入れると、入力したLEDの個数から1個減った個数分の信号がDOから出力され、それを後続のLEDに伝達していくというような形になっています。
よいつなげ方はないものかと考えてみた結果こんな感じになりました。
1個おきに90度回転させてつなげるとGNDやVDDが隣接するので直線でつなげます。
こんな感じで必要な数だけつなげてみます。
LEDのデータシートにはLEDの直近にコンデンサを設置するようにとのことが書いてありましたが、とりあえずこれで問題なく動作したのでそのままで進めようかと。
脚は曲面になっているのでこんな感じで折り曲げて入れます。
これで光らせるとこんな感じです。
まあまあいい感じじゃないでしょうか。
ちなみにシェルユニットに描かれる筋もどうやるか悩みどころです。
とりあえずマスキングしてエアブラシで吹いてみました。
それっぽく塗装したつもりでしたが、やっぱり縁がにじんでしまいました。
ネットで検索してみたら自前でシールを作る方法があるようなので、やってみます。
まずは付属のシールをスキャナで取り込み、ラインを白く編集して印刷してみます。
予備も含めて印刷できるだけコピペして増やしました。
これを切り取って、
両面テープに張り付け、
水に浸して紙を溶かします。
印刷したインク部分は残って、紙はかなり薄くなるので、内側からの光が透けて見えるという感じです。
パーツに張り付けるとこんな感じです。
左が印刷した紙から作ったもので、右は塗装したものです、
塗装よりも断然きれいに仕上がりました。
ちなみにてっぺんの部分はシールにはなかったので、適当な感じに補間しました。
また、光らせてみたとき、(写真ではあまりわかりませんが)LEDが点で光ってる感が強く、いまいちだったので、もう一工夫します。
LEDを内側に光るようにして、さらに内側にラピーテープを張り、反射させて光るようにします。
つづいて配線の経路を空けます。
股関節のパーツに穴をあけます。
腰の中に入れるための軸部分に穴をあけ、このパーツへは横から配線を入れられるようにしています。
この穴に関な感じで電線を通します。
プログラミングで光らせるとこんな感じです。
長くなってきたのでいったんここまで。腰部編へ続く。